2020/06/04 17:24
新しいコーヒー豆を追加しました。
ホンジュラスのナチュラルプロセス。
そのままのコーヒーチェリーを天日乾燥、精製して作られるコーヒー豆です。
ナチュラルの生豆って、焙煎前の見た目からして美味しそうで好きなんです。
なんだかそのままナッツみたいに食べられそうな雰囲気じゃないですか。薄皮のついたピーナッツみたいな感じで。
まあ、本当に生のまま食べたら歯が砕けるんですけどね。
余談ですが、コーヒー豆って「焙煎豆」とか「生豆」言ってますが、実際はコーヒーチェリーという果物の種です。
当店でも"Coffee is Fruit"を掲げて新鮮であることと、素材を感じる焙煎をすることを心がけています。
コーヒー豆は火を加えて焙煎しない限り、粉砕できる硬さにならないし、コーヒー特有のあの香りとフレーバーも生まれてきません。
あの魅惑の香味は焙煎によって引き起こされる化学変化で生み出されています。
この辺りはご興味ある方は『コーヒーの科学 「おいしさ」はどこで生まれるのか』(旦部幸博著)とかを読んでください。
さて、今回のホンジュラスのナチュラル プロセス。味わいは完熟したチェリーというか、熟成された感じが特徴的。ちょっと赤ワインとかも連想されるようなフレーバーです。
ただ後味は思った以上にすっきりしていて、飲み疲れません。
焙煎は中煎りに仕上げています。
挽いた瞬間は独特の甘い香り、というかアポロチョコの香りがします。
もはやナチュラルプロセスあるあるなのですが、アポロチョコがお好きな方はぜひ一度試されることをおすすめします。あ、もちろんナチュラルでも違う香りの豆もあります。
それではぜひナチュラルプロセスならではの溢れる個性をお楽しみください。